“空気が読める”ロボット、NTTが公開 体調悪い人に声かけ救助、介護施設などでの活用視野
人が具体的な指示を出さなくても、次に必要なことを判断して自ら行動することができる“空気が読める”ロボットが公開されました。
NTTが21日に公開したロボット。男性が食事を終えると…。
ロボット「食後のお薬を配膳しますね」
ロボットには生成AIが搭載され、まず、カメラの映像から「食事が終わった」という現在の状況を認識します。
あらかじめ「食後に薬を飲む」という習慣を設定しておけば、「食事が終わったから薬が必要になる」と、人が具体的な指示を出さなくても“空気を読んで”自ら判断し、薬を運んでくれます。
また、カメラを通して体調が悪そうと認識した場合、まず声をかけてから、救助を求めることなどもできます。
介護施設などでの活用を視野に、2年後の実用化を目指すとしています。