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1、2号機 18日中に電源回復作業終了も

2011年3月18日 12:58
1、2号機 18日中に電源回復作業終了も

 経産省の原子力安全・保安院は18日、福島第一原発の外部からケーブルを引いて電源を回復させる作業を始め、1号機、2号機について、作業自体は18日にも終えたいとの考えを示した。

 17日、第一原発3号機に自衛隊などによる放水が行われたが、保安院によると、発電所周辺での放射線の量にはあまり変化が見られないという。保安院は今後、早急に放水作業の効果を詳しくみていくとしているが、放水作業は継続して行う必要があるとしている。

 一方で、外部からケーブルを引き、安定した電源を確保する作業について、1号機と2号機については18日中に、その後、20日までに3号機と4号機で行う考えを明らかにした。その結果、電源が確保されれば、中央制御室の全ての計器類が一度に確認できる他、照明が復旧するため、夜間の作業も行いやすくなるという。