日経平均終値 1か月ぶりに9700円割れ
6日の東京株式市場で、日経平均株価は4日連続で値を下げた。終値は前日比79円16銭安い9688円45銭と、約1か月ぶりに9700円を割り込んだ。
スペインなど南ヨーロッパ諸国の債務問題への警戒感から前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が値を下げた流れを引き継ぎ、日経平均株価終値は約1か月ぶりに9700円を割り込んだ。また、外国為替市場でユーロに対して再び円高が進行したことも重なり、輸出関連株を中心に売り注文が広がった。日本時間6日夜にアメリカで雇用統計の発表を控えていることから、午後に入ると様子見ムードが広がり、積極的な買い手は少なく、売買は低調だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆532億円、売買高は概算で16億4598万株。