南鳥島レアメタルに“コバルト40年分”
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JOGMEC(=石油天然ガス・金属鉱物資源機構)は22日、探査権を得た南鳥島沖合の海底にあるレアメタルが、日本で消費する40年分のコバルトを含んでいると発表した。
JOGMECは、国際機関から、南鳥島沖合の公海でレアメタルの探査を行う権利を獲得したと発表した。今後、探査を行うのは、南鳥島の南東にある1000から2000メートルの深海。約10年間で開発する区域を1000平方キロメートルに絞り込み、資源量を調べる予定。
今のところ、リチウムイオン電池に使われるコバルトが国内で消費する量の40年分、ニッケルは5年分ほど含まれている可能性があるという。しかし、海底の岩盤は固く、掘削することや深海から引き上げる技術が開発されていないため、商業ベースに乗せられるかどうか課題となる。