マツダ、富士重工、ホンダの４月から３か月間の決算が発表され、３社とも営業利益が増加した。マツダは約２０倍の大幅増益となっている。

　マツダの今年４月から６月の決算は、欧米での新車販売が好調だったことなどから売上高が前年同期比２０％増の６１５８億円、営業利益は同約２０倍となる３６５億円となった。四半期ベースとしてはいずれも過去最高益。

　また、富士重工の４月から６月の営業利益は、前年同期比で約４倍の６９６億円、純利益は同約３倍の４８４億円と、ともに過去最高となった。今年度の業績見通しについては、新車の売れ行きが好調なことから営業利益を当初の１８００億円の予想から１９８０億円に上方修正した。

　一方、ホンダは営業利益が前年同期比５．１％増の１８４９億円となったものの、純利益は同７％減の１２２４億円となった。急な為替変動に伴う費用や研究開発費の増加などが要因。