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スカイマーク 投資ファンドと再生支援契約

2015年2月5日 22:46
スカイマーク 投資ファンドと再生支援契約

 事実上、経営破綻し、民事再生法の適用を申請した国内3位の航空会社スカイマークは、投資ファンド「インテグラル」と再生支援基本契約を締結し、インテグラルから90億円の融資を受けることを発表した。

 スカイマークは5日の会見で、「インテグラル」から90億円の融資を受けることや、5月29日までに再生計画案をまとめることなどを発表した。「インテグラル」は再生計画案の策定においても支援する。

 一方、スカイマークは、これまで航空業界で第三極の立場にこだわる姿勢を見せていたが、インテグラルの佐山代表は、「強くこだわることではない」と話し、大手航空会社が支援を表明した場合にはスポンサー候補になるとの見方を示した。また、スカイマークの井手会長も、「スカイマークが存続して成長することが大切で、そうした提案をしてくれるスポンサーにお願いしたい」と述べ、「第三極をつらぬく」とした先月末の記者会見から態度を変えた。