スカイマーク“デルタが支援”の再生計画案
民事再生手続き中の航空会社「スカイマーク」をめぐり、最大の債権者であるアメリカの航空機リース会社「イントレピッド・アビエーション」が、アメリカの大手航空会社「デルタ航空」を支援スポンサーとして再生計画案に盛り込む方向で最終調整していることが明らかになった。
スカイマークをめぐっては、会社側が「ANAホールディングス」などを共同スポンサーとする再生計画案をまとめているのに対し、イントレピッドは、ANAの支援に反対し、海外の航空会社をスポンサーとする再生計画案を提出していた。
イントレピッドは海外の航空会社について、これまで「交渉中」としていたが、デルタ航空を支援スポンサーとして再生計画案に盛り込む方向で最終調整しているという。イントレピッドは15日、債権者に対し、自らの再生計画案について説明する予定。デルタ航空の支援が決まれば、他の大口債権者の賛否に影響を及ぼす可能性もある。