プラ片混入 伊藤ハムがソーセージ自主回収
「伊藤ハム」は、サラミソーセージの一部にプラスチック片が混入していたとして約1万4000本の自主回収を決めた。
対象になるのは、伊藤ハムが愛知県の豊橋工場で製造したサラミソーセージ「辛口パブスティック20g」で、賞味期限が今年5月19日の約1万4000本。全国のコンビニエンスストアなどに出荷されていた。
伊藤ハムによると、先月下旬に購入者から「異物が混じっている」との連絡が2件寄せられ、現物を取り寄せて調査したところ、約5ミリのプラスチック片が交ざっていた。
その後、工場を調べたところ、サラミソーセージの製造に使う香辛料のフタの一部と材質が一致したため、製造過程で誤って混入した可能性があるという。なお、これまでに健康被害の報告はないとしている。
伊藤ハムでは「再発防止に努める」とコメントしている。
問い合わせ先:伊藤ハムお客様相談室 フリーダイヤル0120-01-1186(午前9時~午後5時、日曜除く)