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日経平均終値1万7千円割れ 8か月半ぶり

2015年9月29日 15:49
日経平均終値1万7千円割れ 8か月半ぶり

 9月29日の東京株式市場で、日経平均株価はふたたび大きく値を下げた。日経平均株価の終値は前日比714円27銭安の1万6930円84銭。終値で1万7000円を割り込むのは1月16日以来、約8か月半ぶり。

 前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場が大幅に下落した流れを引き継ぎ、29日朝の東京市場は取引開始からほぼ全面安の展開となった。28日に発表された8月の中国の工業部門の企業利益が去年の8月に比べ大きく落ち込んだことを受け、中国の景気減速に対する懸念が改めて強まった。東証一部上場の海運会社「第一中央汽船」の経営破たんも投資家心理を冷やす要因となった。

 東証1部の売買代金は、概算で2兆8859億円。東証1部の売買高は、概算で27億9416万株。

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