１８日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、終値は前日比６５円７９銭安の２万５５４円４７銭。

　前日のアメリカ市場では、この日に発表された住宅に関する経済指標が高水準であったことなどから、ダウ平均株価は６０ドル以上値を上げた。このアメリカの株高の流れや、人民元切り下げの影響が一巡したとの見方が広がっていることから、東京株式市場でも株価は値を上げて取引を開始した。しかし、世界景気の先行き不透明感や、中国やタイの株式相場の下落などが投資家心理の悪化につながり、当面の利益を確定するための売り注文が膨らんだことから、株価はマイナスに転じて取引を終了した。

　東証１部の売買代金は概算で２兆０３０９億円、売買高は概算で１８億１１５万株。