１６日、東京株式市場で日経平均株価の終値は、先週末比２０３円２２銭安の１万９３９３円６９銭だった。

　フランス・パリで起きた同時多発テロが経済へ与える影響を見極めたいという動きが広がり、目先の利益を確保するための売り注文が広がった。

　また、１６日午前に発表された今年７月から９月の実質ＧＤＰ（＝国内総生産）の成長率がマイナス０．８％（前期比年率）と市場の予想よりも悪かったことも株価を押し下げ、株価は３５０円近く値を下げる場面もあった。

　東証１部の売買代金は、概算で２兆３５７億円。東証１部の売買高は、概算で１７億８７５０万株。