ロボット活用…政府が成長戦略の素案を提示
政府は19日の産業競争力会議で、ロボットなどの活用を柱とした今年の成長戦略の素案を提示した。
政府の成長戦略『日本再興戦略2016』の素案は、GDP600兆円の実現のため、ドローンを使った配送を3年以内に実現したり、高速道路での自動走行を2020年に実現したりするなど、IT分野に重点をおいている。
安倍首相「IoTや、ロボットを活用して一人一人の状況に応じた個別化サービスや、新しいビジネスが生まれます。乗り遅れれば、日本の主要企業が世界の先行企業の下請けとなり、日本経済全体にとってピンチとなるおそれがあります」
こうした総合的な司令塔として、政府や経済界の代表が集まる『第4次産業革命官民会議』を新たに設置するとしている。
政府はこの成長戦略を、今月末に閣議決定する方針。