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ロボット活用…政府が成長戦略の素案を提示

2016年5月19日 21:46
ロボット活用…政府が成長戦略の素案を提示

 政府は19日の産業競争力会議で、ロボットなどの活用を柱とした今年の成長戦略の素案を提示した。

 政府の成長戦略『日本再興戦略2016』の素案は、GDP600兆円の実現のため、ドローンを使った配送を3年以内に実現したり、高速道路での自動走行を2020年に実現したりするなど、IT分野に重点をおいている。

 安倍首相「IoTや、ロボットを活用して一人一人の状況に応じた個別化サービスや、新しいビジネスが生まれます。乗り遅れれば、日本の主要企業が世界の先行企業の下請けとなり、日本経済全体にとってピンチとなるおそれがあります」

 こうした総合的な司令塔として、政府や経済界の代表が集まる『第4次産業革命官民会議』を新たに設置するとしている。

 政府はこの成長戦略を、今月末に閣議決定する方針。