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日経平均6日ぶり反落 地震でリスク回避も

2016年10月21日 17:37

 21日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに値を下げた。終値は前日比50円91銭安の1万7184円59銭。

 午前中は円相場が1ドル=104円台まで円安方向に傾いたことから、輸出関連株を中心に幅広い銘柄で買い注文が優勢となった。一方で、株価は20日、約半年ぶりの高値をつけたため、一部の銘柄には利益を確定させるための売り注文も出た。

 また、午後2時過ぎに鳥取県で震度6弱を観測する強い地震が発生したことを受け、取引終了にかけてリスクを回避する目的の売り注文がふくらんだ。

 東証1部の売買代金は、概算で2兆320億円、売買高は、概算で18億2750万株。