売れなかった黒歴史トリオが復刻!
今、インターネット上で「黒歴史トリオ」が話題となっています。実は“日清のどん兵衛 だし天茶うどん”“日清やきそば 熱帯U.F.O.”“カップヌードル サマーヌードル”の3品は発売当時、思うように売れなかった“黒歴史”の商品。それが今回、なぜ復刻することになったのでしょうか。
特設されたサイトでは“日清食品は、夏に弱い。”“攻めて迷走。焦って自滅。”などのネガティブな言葉や黒歴史トリオの紹介がとにかく自虐的で注目されています。
発売当時は攻めすぎたコンセプトが理解されず2、3か月で販売終了。“黒歴史”となってしまいましたが、広報部の内田さんによると、エスニック料理や、だしブームの今であれば親しまれると思い、リベンジを決めたそうです。また、若い人たちの中で「復刻品」に新鮮さを感じて消費するブームがあるので、話題につながるエッジをきかせた「自虐」という切り口で商品化を決めたとのこと。
しかし以前あまり売れなかった商品を販売することに対して、スーパーやコンビニ側はどんな反応だったのでしょうか。これが意外にも自虐的でユニークなプロモーションにより、話題になりそうとポジティブな反応だったといいます。
今回はそんな黒歴史トリオを復活させるべく立ち上がった担当者に話を聞きました。
――当時、思ったよりも売れなかった原因は何だと思いますか?
一般のお客様から何味かわからなくて手に取れなかったというのが苦戦した原因ではないかと思っています。
――意気込みは?
味は今食べれば間違いなくおいしい物だというふうに社員一同、自信をもってつくっておりますので、ぜひこの3品楽しんで頂ければなというふうに思っております。
入れ替わりの激しいカップ麺業界で今回こそ成功できるのでしょうか。