財務省の神田財務官は円安が進んでいることから「あらゆる選択肢を排除しない」と述べ投機的な動きを牽制しました。

財務省・神田財務官「我々としてはあらゆる選択肢を排除せずに適切に対応する」

足元の為替相場が1ドル147円台後半まで円安が進んでいることを受け、神田財務官は「投機的な動き、あるいはファンダメンタルズでは説明できないような動きが見られ高い緊張感を持って注視している」と述べました。また、「昨年に続いて今年の為替相場の変動もかなり激しい」「過度な変動は企業や家計に不確実性をもたらして経済に悪影響を与える」と警戒感を示しました。

その上で、「このようなことが続けば、我々としてはあらゆる選択肢を排除せずに適切に対応する」と為替介入なども含めて対処する準備があることを示唆しました。