スズキ、マツダ、ヤマハ発動機でも不正発覚
自動車の排ガスなどの検査で不正が相次ぐ中、スズキやマツダ、ヤマハ発動機でも不適切な検査が行われていたことがわかった。
国土交通省によると、マツダでは、新車を出荷する前に無作為に車を選び排ガスや燃費を調べる「抜き取り検査」で、不適切な行為があったという。国で決められた方法に従わず検査していたもので、2014年から先月まで72台で不正が発覚した。
また、ヤマハ発動機やスズキでも同様の不正が明らかになり、スズキでは2012年以降、検査対象の半数で不正が行われていた。
自動車業界では日産や三菱自動車、スバルで不正が相次いでいて、今回も国土交通省の要請で行った調査で不正が判明した。マツダやヤマハ発動機の不正発覚は初めてで、各社、午後に調査結果を公表する。