フジテレビ清水社長、経営陣刷新は“日枝氏も対象”
フジテレビの清水社長は30日朝、一連の問題を受けた経営陣の刷新について、自分自身や日枝取締役相談役も含めた全役員が対象となるとの考えを明らかにしました。
清水社長
「(社外取締役は)経営陣の刷新といいますか、人事の透明さと説明責任を求めていらっしゃる と思いますが、この範囲については全役員が対象であるというふうには考えております」
「(Q:日枝取締役相談役も含めて?)全取締役というふうに、はい。 だと思っていますが」
フジテレビと親会社は30日、取締役会で、社外取締役らが求めている経営刷新のための委員会設置などについて議論する予定です。清水社長は経営刷新について、社内外からの信頼を得るためには“3月末メドの第三者委員会の調査結果を見ないで軽々と判断するわけにはいかない”との考えを示した一方、“役員それぞれの判断で辞任を含めて決断する可能性はある”との認識を示しました
また、社外取締役の斎藤氏は、まずは目先の課題にどう対応するかが取締役の責務だと述べた上で、日枝氏を含めた取締役の進退について次のように述べました、
斎藤清人社外取締役
「(取締役は)そこは自分自身で1つ目は決断をすることなのかな。周りから見ていてその判断が適当ではないと思った時には、そこは みんなで申し入れをするということはあると思いますけども」
進退について、決断の内容によっては申し入れを行う考えを示した形です。