日本生命など複数の企業が、フジテレビと契約している2月分のCM出稿を取りやめたことがわかりました。

日本生命とキリンホールディングス、サントリーホールディングスは、フジテレビと契約していた2月分のCM出稿を取りやめたと明らかにしました。またアサヒグループホールディングスは、2月分に加え、3月分の発注済みのCM出稿も取りやめるとしています。

日本生命は取りやめの理由について、「ガバナンス＝企業統治や人権侵害への懸念が十分に払拭できていないため」としています。

また、子供服やベビー用品などを扱う西松屋も、2月以降、当面の間、CMの出稿を見合わせると発表しました。

西松屋は、フジテレビが日曜日に放送しているアニメ「サザエさん」にCMを出稿していました。見合わせの理由については、「諸般の事情を鑑みて判断した」としています。