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廃棄処分していた衣料品を企業間で取引

2018年9月10日 16:24
廃棄処分していた衣料品を企業間で取引

ベンチャー企業のコンサルタントなどを行っている山口豪志氏(34)。山口氏は、クックパッドやランサーズなどで初期メンバーとして活躍。両社の成長を支えた後、コンサルタントに転身した。現在は、ベンチャー企業成長のため営業や広報の支援を行っている。


――最近、取り組まれていることは何ですか。

ベンチャー支援をしているプロトスターという僕の会社がありまして、5年くらい前までは若い人たちの起業が多かったのですが、いまは30代から40代、特に40代を中心とした社会人の経験を積まれたあとに起業される方が増えています。

こういった方々がもっと活躍できる場をと思っておりまして、先日、500人くらいの規模で日比谷ミッドタウンを借りて大規模なイベントをやらせていただきました。これから5年後、10年後を担ってくれるような素晴らしい起業家の方々が出会うことができました。こういう方々を僕たちがもっとプッシュして紹介していきたいなと思っております。

そういったイベントを半年ごとに開催しているのですが、もっともっと仕掛けていきたいなと思っています。


――最近、特に面白かったというものはありますか。

衣料品の在庫を業者さん同士で取引ができるウェブ上のプラットホームを作っている会社があります。衣料品の市場というのは何兆円とあるのですが、そのうちの3割くらいは、在庫のままカビが生えたり、傷んだりして捨ててしまっているんですね。

それがすごくもったいないので企業間で取引をして、消費者に届くような仕組みを作り、流通支援する会社が面白いなと思いました。


――どのように浸透し、発展していくのか楽しみですね。

【the SOCIAL guestより】