雑誌「幼稚園」の付録が豪華すぎる!
幼児向け雑誌“幼稚園”の10月号の付録が、豪華すぎるとネット上で話題です。その付録とは全長26センチの、本物そっくりの精巧な“ガシャポン”です。雑誌編集部の狙いとは?
ハンドルを回すと、もちろんカプセルが出てきます。裏側の部品の配置まで本物を忠実に再現。すべて紙のパーツで組み立てていきます。
この豪華すぎる付録が話題となり、現在、書店はもちろんネット上でも異例の売り切れが続出中。完成度が高い分、製作工程はかなり複雑で完成までに約1時間かかります。
幼児だけでは作れない気もしますが、小学館『幼稚園』編集部・大泉デスクによると――
「いわゆるコト消費じゃないですけど、作っている過程自体も親子で楽しんでいただいて、できあがったガシャポンでもダブルで楽しんでいただけると」
クオリティの高さを実現している要因は、企業とのコラボレーションです。今回は玩具メーカー“バンダイ”から全面協力を得ています。企業コラボの始まりは、回転すしチェーン店“くら寿司”の協力を得た9月号。発行部数も通常より好調でした。大泉さんはこう話します。
「それまではキャラクターを冠した付録が多かったんですけど、目先を変えたかった」
ある日、訪れた回転すし店で子どもたちが楽しんでいる様子を見かけ、こう思ったそうです。
「こんなにお子さんが喜ぶのであれば、企業さんというのは立派なキャラクターだなと」
こうして、企業をキャラクターとして捉えた豪華付録が誕生しました。11月号は宅配ピザチェーン店“ピザーラ”とのコラボ付録を予定しています。
【the SOCIAL trendより】