三井住友FGと弁護士ドットコムが新会社を
三井住友フィナンシャルグループは、法律相談などの専門サイトを運営する「弁護士ドットコム」と共同で、従来は紙で行われていた契約を電子化するサービスを始めると発表した。
三井住友FGが51%、弁護士ドットコムが49%出資し、来月1日付で新会社「SMBCクラウドサイン」が設立される。
新会社では企業の契約を全て電子化し、ウェブ上で完結できるサービスを提供する。従来、企業が契約を取り交わす際には、紙の文書に署名や押印をし、その後、それらを保管してきたが、これらの手続き全てを電子化することで業務の効率化やコスト削減につながるとしている。
両社は互いが持つ顧客基盤や電子契約のノウハウなどの強みを生かすことで、将来拡大が見込まれる電子契約市場においてシェアの獲得を目指す。