東京電力の小早川智明社長が菅原経産相と面談し、台風１５号による千葉県の停電に関して謝罪をした。

東京電力・小早川社長「千葉県の皆さまには長期にわたり多大なるご不便とご心配をおかけしましたことを深くおわびを申し上げます」

菅原経産相「どれくらいの期間で復旧可能なのかを見誤った、これがそもそもの混乱の一番の原因。大いなる反省をしていただき二度とこのようなことのないようにお願いしたい」

先月９日に起きた台風１５号による停電は、千葉県を中心に広範囲に及び、また、東京電力が被害状況を把握しないまま復旧の見通しを公表していたことが問題視されていた。

菅原経産相は東京電力に反省を促した上で、課題について専門家などによる議論を始めるとした。

一方、東京電力の小早川社長も社内で検証委員会を立ち上げ、３か月後をメドに全容を把握していきたいと話した。