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“関電金品受領”経産相「調査で徹底究明」

2019年10月9日 10:25
“関電金品受領”経産相「調査で徹底究明」

関西電力の役員ら20人が3億円を超える金品を受け取っていた問題を受け、八木会長ら役員2人が辞任する意向を固めたことが日本テレビの取材で分かった。

高浜原発がある福井県高浜町の元助役・森山栄治氏から3億2000万円相当の金品を受け取った問題について、八木誠会長らは「再発防止に努める」とし、続投する意向を示していた。

しかし、関係者によると、八木会長と森中郁雄副社長が辞任する意向を固め、9日に開かれる予定の緊急取締役会で決めるという。八木会長は関西経済連合会の副会長職も辞任するという。岩根社長は、問題の調査を行う第三者委員会の報告を待って辞任を検討する考え。

八木会長としては、原発への信頼が傷ついたことや、世論の批判の高まりを受けて、早期の辞任が避けられないと判断したものとみられる。

菅原経産相「第三者機関の大変厳格な、重厚な方々による調査がこれから進むと思うので、そこで様々なことを徹底して究明していただいて」

一方、菅原経産相は会長辞任については報道で承知していると述べるにとどまった。経産省では第三者委員会の調査を待って対応を決める方針。