３１日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げた。平均株価の終値は、前日比８３円９２銭高の２万２９２７円４銭。

前の日のニューヨーク株式市場でＦＲＢ（＝連邦準備制度理事会）が３会合連続で利下げを発表し、市場に安心感が広がったことで、ダウ平均株価は値を上げた。この流れを受けて東京市場でも取引開始直後から買い注文が広がった。ただ市場では、中国の景気への警戒感から売り注文が出る動きもあった。

また、日銀の金融政策決定会合で「政策の現状維持」を決めたが、市場では想定内と受け止められ、相場への影響は限定的だった。

東証１部の売買代金は、概算で２兆７１２０億円。売買高は、概算で１４億６２１５万株。