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日経平均続伸、株価の上げ幅一時200円以上に 終値56円高

2023年8月29日 16:30
日経平均続伸、株価の上げ幅一時200円以上に 終値56円高

29日の東京株式市場で、日経平均株価は2日続けて上昇しました。終値は、28日に比べて56円98銭高い、3万2226円97銭でした。

先週行われたFRBパウエル議長の講演が、おおむね想定内だったと受け止められたことで、アメリカの追加利上げへの警戒感が和らぎ、株価収益率が高い成長株に買い注文が入る動きが続いています。

また、福島第一原発の処理水放出をきっかけに、中国で抗議や嫌がらせが相次いでいることを受けて、前日に下げていたインバウンド関連銘柄には、買い戻しが入りました。日経平均株価の上げ幅は、一時200円以上に広がりました。

その後、値を上げていた銘柄には、利益を確定する目的の売り注文などが入り、平均株価の上げ幅を縮めました。

東証プライムの売買代金は、概算で2兆7805億円。売買高は、概算で11億9509万株。