政府分科会“保育園児にもマスク着用”推奨
新型コロナをめぐる政府の分科会は、オミクロン株の特性に合わせた感染防止策について提言をまとめました。保育園児にも可能な範囲でのマスク着用を推奨するとしています。
新型コロナ対策分科会・尾身茂会長「感染を早く少し下火にしたいという、この方法だけにきょう限定して議論しました」
分科会ではこれまで発生したクラスターの状況を分析した上で、「学校」「保育所」「高齢者施設」「事業所」での具体的な感染対策について提言しました。
当初の原案では保育所では、2歳以上の児童は可能な範囲でマスクの着用を推奨するとしていました。
しかし慎重な声も相次いだため、一律に2歳以上と明記せず、「発育状況等から無理なく可能と判断される児童については可能な範囲で着用を推奨する」という表現に修正されました。
また、学校の臨時休校については、「児童生徒の学びの保障や心身への影響等を踏まえ慎重に検討する必要がある」としました。
また、学級閉鎖すべき日数については当初3日間や5日間などの意見がありましたが、提言には具体的には盛り込まれませんでした。