長引く物価高や、物流の2024年問題の影響をうけ、おもちゃの展示会が例年よりも前倒しで行われました。

世代を問わず人気の人形や家族で楽しめるゲームまで、多くのおもちゃが並ぶ会場。

例年6月に行われているおもちゃ業界の展示会ですが、今年は2か月前倒しで行われました。

主催者によりますと、長引く原材料費の高騰に加え、配送ドライバーの人手不足が懸念される「物流の2024年問題」の影響もあり、おもちゃの調達や生産に無駄が出ないよう、各メーカーが生産数を決める時期などを早めているといいます。

おもちゃビジネスフェア　小林邦宏実行委員長
「なるべく早くトレンドをつかみ、在庫のコントロールをしっかりやるっていう意味でも、展示会の会期の前倒しは重要なものになっています」

またインバウンド需要の増加をうけ、今回の展示会では外国人観光客向けのおもちゃの人気投票も行われました。