ファミマ、商品の値引きシールを「感情に訴えかけるデザイン」に変更へ
食品廃棄を減らそうと、ファミリーマートは、商品に貼る値引きシールのデザインを、「感情に訴えかけるデザイン」に変更します。
消費期限がせまるおにぎりやサンドイッチなどに貼られる値引きシール。いままでは「値引き」を強調したものでしたが、新しいデザインではおにぎりが「涙目」で「たすけて」と訴えています。
ファミリーマートサステナビリティ推進部 大澤寛之部長
「よりお客様の感情に訴えかける取り組みにしていきたい」
このシールを使った実証実験では、従来に比べ、購入率が5ポイントアップしたということで、明日以降、順次全国の店舗に導入していく予定です。
ファミマは、このシールの導入で、年間およそ3000トンの食品ロス削減につながると試算しています。
一方、ローソンも、先月から長期保存が利く冷凍おにぎり4種類の販売を都内のおよそ400店舗で始めるなど、コンビニ各社は、食品ロス削減の取り組みを強化しています。