歴史的決定から一夜、菊陽町のTSMC第1工場そばのキャベツ畑で作業をする農家の方に話を聞くと。
■農家の男性
「第1工場の建物ができてみるとすごいなと思う。TSMC進出は、熊本県にとってはいいんじゃないですかね。発展のために企業ができるということは。農家たちは土地などがなくなっていくけど、将来的に見れば発展のためにはそれも仕方ないと思う」

■吉田佳記者
「第2工場も県内に建設されることが決まったTSMC。歓迎の声があがる一方で菊陽町ではこんな意見も」

■菊陽町民の男性
「道路関係、交通網がまだ間に合っていないから、そこが心配」
■菊陽町民の女性
「地元住民としては、交通渋滞がすごく不安」

さらに熊本の宝、地下水への影響を心配する声も。
■菊陽町民の女性
「工場はすごくお水を使いますよね。熊本は湧き水とはいえ、昔に比べれば水量も減ってきていますので、さらに第2工場ができるそういう部分をどう考えて作っていくのか。外国人の方もいらっしゃるが、生活文化違うし、子どもの学校とかそういうのがちゃんと準備ができているのか心配です」