愛媛銀行の23年度決算は増収減益 10期連続で純利益が50億円超える
愛媛銀行の昨年度の連結決算は増収減益となりました。
愛媛銀行 西川義教頭取:
「足元の国内外の金利や為替は不確実な動きを示しております。先行きの不透明な状況が続いている一方で、県内経済は着実に持ち直しの動きが見られております」
愛媛銀行によりますと、一般企業の売上げにあたる経常収益は、中小企業や船舶を保有する会社向けの貸出金が増加したことなどから、前の期に比べ130億3600万円増えた651億6300万円でした。
一方、当期純利益は海外金利の高止まりにより、外貨の調達コストが増加したことや外国債券の売却損などが影響し、前の期より3億3500万円減った50億5500万円と増収減益となっています。
当期純利益が業績予想を上回り10期連続で50億円を超えたことなどから、愛媛銀行は株主への期末配当金を1株あたり2円増やし17円とする予定です。