経営統合の「フジ」2月期営業利益が33.5%増で過去最高 食料品販売など好調【愛媛】
経営統合でイオングループとなったスーパーのフジが連結決算を発表しました。食料品の販売が好調だったことなどから増収増益となっています。
イオングループとなったスーパーのフジでは、2024年2月期の連結決算を発表し、売り上げにあたる営業収益が前年度と比べて2%増えた8010億2200万円に。
営業利益は33.5%増えた151億1000万円となり、いずれも過去最高を更新し、増収増益となりました。
要因についてフジは、物価高で生活防衛意識の高まりに対応した価格設定などによる食料品の販売が好調だったほか、在庫管理を徹底しロス削減などに取り組んだ結果と分析しています。
フジの尾﨑英雄会長は、経営統合に関して「ステークホルダーの皆さんからも、『よかったね』うまく進んでるね』と実感してもらわないといけない」と話しています。
フジは来年2月期の業績について営業収益は1.1%増の8100億円、営業利益は2.6%増の155億円を見込んでいます。