冬の寒さが日に日に厳しくなる中、鍋料理の名脇役、春菊の収穫が岡山県真庭市で最盛期を迎えています。

　農業用ハウスに広がる、青々とした葉。独特な風味で鍋物を彩る、春菊です。岡山県有数の産地真庭市落合地域でも旬を迎えています。

　生産しているのは、葉肉に厚みのある「大葉春菊」という品種。苦みが少なく風味が良い事から、鍋料理だけではなく、生でも食べられます。

　今年は秋に気温が高い状態が続き、管理が大変だったそうですが、品質は例年通り。上々の仕上がりだということです。真庭市の春菊の収穫は3月まで続き、JAを通して岡山市の市場に出荷されます。