老舗ラーメン店「東横」が再出発 4月25日新たなスタートへ 《新潟》
新潟五大ラーメンのひとつ「新潟濃厚味噌」の老舗が4月25日、新たなスタートを切ります。
再出発するのは去年秋、民事再生法の適用を申請し米菓メーカーの「阿部幸製菓」がグループに加え再建を目指すとしていたラーメン店「東横」です。
リニューアルオープン前の22日、新潟市で報道陣に向けた内覧会が行われました。
リニューアルする店舗では、再出発にあたって原点回帰と現代のニーズに合わせた“濃厚みそ”をキーワードに開発したといいます。
【東横 代表取締役社長 阿部幸明さん】
「創業当時のレシピを再現しながらも新潟の『越後みそ』も使いつつ濃厚を再現しています」
新潟の越後みそを使った「元祖新潟濃厚味噌」、現代のニーズに合わせ白みそなどをブレンドした「新味新潟濃厚味噌」のメニューを軸に、“濃厚みそ”を提供したいとしています。
東横といえば、“濃厚みそ”が看板メニューで多くの人の心をつかんできました。約40年前に創業した東横はコロナ禍の影響で客足が減少。物価高騰なども経営に打撃を与えました。スポンサーを探し再建を目指す中で、手を上げたのが小千谷市の米菓メーカー、阿部幸製菓。東横の支援を決め、再建に向け準備を進めてきました。
再出発する県内の店舗は新潟市の愛宕店を除き4月25日にリニューアルオープンするということです。