サッポロビール、勝沼のワイナリーを閉鎖へ 来年5月で 跡地活用は未定 山梨・甲州市
アルコール飲料大手「サッポロビール」が10日、甲州市にある自社ワイナリーを来年5月に閉鎖すると発表しました。
閉鎖が決まったのは、甲州市勝沼町の「グランポレール勝沼ワイナリー」です。
サッポロビールによりますと、閉鎖はワイン部門の収益力改善の一環で、勝沼のワイナリーと長野県内のブドウ園を閉鎖し、岡山県内のワイナリーに統合させることで生産の効率化を図るとしています。
閉鎖時期は来年5月を予定していて、現在勤務している9人の従業員は希望があれば雇用を維持するということです。
「グランポレール勝沼ワイナリー」は約1万6600平方メートル。
1976年に稼働を始め、「グランポレールシングルヴィンヤードシリーズ」を年間5万4000リットル生産していました。
建物の取り壊しや跡地の活用については決まっていないということです。