甲府市が「生成AI」本格導入 文章作成やアイデア出しに活用 業務の効率化に期待 山梨県
甲府市は9日、県内の自治体で初めて対話型生成AIを本格的に導入することを明らかにしました。
甲府市によりますと、対話型生成AIは7月下旬から全庁規模で導入します。
文章の作成や数値の入力、アイデアを考えるといった業務に使うほか、議会答弁への活用も検討します。
AIが作成した文書の真偽や著作権については職員が確認するほか、個人情報を扱う業務には使わないということです。
対話型生成AIの全庁的な導入は県内の自治体で初めてだということです。
甲府市 樋口雄一市長
「業務の効率化や迅速化が図られることから、削減できた時間は人にしかできない業務に使い、自身の考えを整理しブラッシュアップし(磨きをかけ)ながら、さまざまなアイデアや企画案を創出していきたい」