任天堂は6日午前、今年度中に発表する方針を示していた「ニンテンドースイッチ」の後継機種について、これまで使用していたソフトを新たなゲーム機でも継続して遊ぶことができると明らかにしました。

　2017年から販売を開始した家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」は、これまでに世界中で1億4000万台以上を販売しているほか、「マリオカート」や「どうぶつの森」など、これまでに13億本を超えるソフトが販売され、収益の柱となっています。

　任天堂が6日午前、オンラインで開催した経営方針説明会の中で、古川俊太郎社長は「後継機種の完成を含む詳細発表は後日行う」としたうえで、「ニンテンドースイッチ」で1億人以上が登録している「ニンテンドーアカウント」については、後継機種でも引き続き使用できると明らかにしました。

　また、「ニンテンドースイッチ」を使用する人たちとオンライン上でつながることのできる「ニンテンドーオンライン」や、これまで制作されてきたゲームソフトについても、後継機種で継続して遊ぶことができるということです。

　古川社長は、「ニンテンドースイッチは今、大変多くのお客様に遊んでいただいているので、すでにお持ちのソフトを後継機種でも遊べるようにするのは最適。今後もハードソフト一体型の娯楽を提供する会社として、後継機種についてはいろいろなアピールをしていきたい」としています。