イタリア北部で豪雨 大規模洪水が発生し8人死亡…数千人の住民らが避難
イタリア北部では16日から豪雨に見舞われ、大規模な洪水も発生していて、少なくとも8人が死亡、数千人が避難を余儀なくされています。
ロイター通信によりますと、イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州は16日、集中豪雨に見舞われ、大規模な洪水が発生しました。一部の地域では、36時間で年間の平均降水量の50%ほどの雨量を記録したということです。
その後も被害は拡大していて、イタリア当局は17日、これまでに少なくとも8人が死亡、数千人の住民らが避難していると発表しました。
こうした事態を受け、イタリア北部で今週末に開催が予定されていたF1グランプリが中止となるなど、スポーツ界にも影響が出ています。
エミリア・ロマーニャ州は今月初旬にも暴風雨に見舞われていて、少なくとも2人が死亡するなど、災害が相次いでいます。