韓国・尹大統領を内乱罪で捜査へ 最大野党が法案提出
韓国の尹錫悦大統領が先週、“非常戒厳”を宣言した問題を巡り、最大野党は9日、尹大統領を内乱罪で捜査するための法案を国会に提出しました。
最大野党は9日、尹大統領が戒厳を宣言したことが内乱罪にあたるとして、これを捜査するための特別検察官を任命する法案を国会に提出しました。12日(木)にも採決することを目指しています。
また野党側は14日(土)に弾劾訴追案の採決を再び行う方針で、尹大統領を徹底的に追及する構えです。
一方、戒厳が宣言された当時、国会に投入された特殊部隊の隊長が9日朝、メディアの取材に応じました。
隊長は、「部隊員たちは金龍顯前国防相に利用された一番残念な被害者だ」「部隊員たちに罪はない」と語り、国会への突入は金前国防相の指示に従っただけだと訴えました。
金前国防相は尹大統領に戒厳を提案したとされ、すでに内乱などの疑いで検察に緊急逮捕されています。
最終更新日:2024年12月9日 12:10