副大統領候補ウォルズ氏「我々は勝つ」 米民主党大会で指名受諾演説
アメリカ大統領選挙に向けた与党・民主党の党大会で、副大統領候補に指名されたウォルズ・ミネソタ州知事が21日、指名受諾演説を行いました。
民主党 副大統領候補・ウォルズ氏
「私はネブラスカ州ビュートという人口400人の町で育った。高校のクラスは24人」「そんな小さな町で育つと、互いに助け合うことを学ぶんだ」「我々は戦えば勝つ!」
副大統領候補のウォルズ氏は演説で、知事として中間層の減税や学校給食の無償化を実現したことなどをアピールしました。また、トランプ前大統領に対しては、返り咲けば「中間層への負担を増やすだろう」と批判しました。
ウォルズ氏は高校教師やアメフトのコーチを務めた経歴があり、親しみやすさで激戦州の労働者層の取り込みが期待される一方、知名度の低さが課題で今後、手腕などをアピールしていけるかが焦点です。
一方、トランプ陣営は声明で「ウォルズ氏は、インフレや移民問題などを解決する計画を1つも提示しなかった」と批判しました。