ヘンリー王子、地元紙の発行元と和解 発行元が謝罪、賠償金支払いで
イギリス王室を離脱したヘンリー王子が、違法な手段で個人情報を取得されたとして地元紙の発行元を訴えていた訴訟をめぐり、22日、発行元がヘンリー王子側に謝罪し賠償金を支払うことで合意し、和解が成立しました。
ヘンリー王子は、違法な手段で個人情報を取得されたとして、地元メディアの「サン」紙などの発行元に対して、損害賠償を求める訴訟を起こしていました。
イギリスメディアによりますと、22日、発行元が私立探偵による違法な取材活動を認めた上で、ヘンリー王子側に謝罪し賠償金を支払うことで合意し、和解が成立しました。
イギリスのBBCは、発行元が、ヘンリー王子側に対し、和解金と弁護士費用として1000万ポンド=日本円でおよそ19億2000万円以上を支払ったとしています。
また、発行元は声明で、ヘンリー王子の母・ダイアナ元妃への取材でのプライバシーの侵害をめぐっても謝罪しました。
ヘンリー王子は、これまでも地元メディアの違法な取材活動をめぐって訴訟を起こしていて、ヘンリー王子の代理人は、「画期的な勝利だ」としています。