パキスタンで最高気温50℃を観測 猛烈な熱波 停電でエアコン使えず熱中症も相次ぐ
猛烈な熱波に見舞われるパキスタンで24日、最高気温50℃を観測しました。停電でエアコンも使えないため、熱中症も相次いでいます。
ロイター通信などによりますと、世界で最も暑い場所の一つとされるパキスタン中部ジャコババードで24日、最高気温50℃を観測しました。頻繁に停電が起きるため、住民はエアコンを使えず、熱中症の患者数は数百人に上るということです。
学校では子供たちを暑さから守るため、登校時間を比較的涼しい早朝に変更するなど、対応に追われています。
また、夜になっても気温は36℃と厳しい暑さが続き、住民たちは屋外で寝苦しい夜を過ごしました。
現地の気象当局は「例年と比べて、日中の最高気温は6℃から8℃高い状態が続く」と予測していて、来月にかけて繰り返し熱波が襲うとみています。