沖縄・八重山地方に熱中症警戒アラート発表 ことし全国で初 熱中症の危険極めて高くなるおそれ
環境省と気象庁は、23日(木)を対象とした熱中症警戒アラートを、沖縄県の八重山地方に発表しました。熱中症警戒アラートが発表されるのは、ことし全国で初めてとなります。
23日(木)の沖縄・八重山地方は雲が多く、雨が降ったりやんだりの天気になるでしょう。予想される最高気温は、石垣島や与那国島で30℃と、5月下旬から6月上旬並みの気温ですが、湿度が非常に高く、最小湿度が80%前後と、かなり蒸し暑くなりそうです。
環境省と気象庁は、23日(木)の沖縄・八重山地方は、熱中症による人の健康に係る被害が生じるおそれがあるとして、ことし全国で初めて熱中症警戒アラートを発表し、熱中症への警戒を呼びかけています。
熱中症警戒アラートが発表されたときは、対象エリアでは熱中症の危険度が極めて高くなることが予想されます。屋外での作業などはなるべく控え、屋内でも暑さを我慢せずに、エアコンを適切に使用しましょう。また、水分や塩分をこまめに補給するなど、熱中症対策を万全におこなうようにしてください。