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飲食店利用時の接種証明提示義務化へ 仏

2021年12月28日 9:43

フランス政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、飲食店などを利用する際、ワクチンの接種証明の提示を義務付ける法案を閣議決定しました。来月中旬に施行される見通しです。

フランス政府は27日、飲食店や長距離の交通機関などを利用する際、ワクチンの接種証明の提示を義務付ける法案を閣議決定しました。接種の完了や検査の陰性などを証明する「衛生パス」は、接種を完了した人だけが利用できる「ワクチンパス」に変更されます。法案は来月15日に施行される見通しです。

また、追加接種の間隔を4か月から3か月に短縮し、週3日以上のテレワークを義務化するということです。

一方、ベラン保健相は、オミクロン株について、デルタ株より感染力が少なくとも3倍強いとした上で、「来月には、新規感染者が25万人に上る可能性がある」との見解を示しました。

フランスでは先週、1日の感染者が初めて10万人を超え、過去最多を更新するなど感染が急拡大しています。