“落雪”直撃の瞬間 中国でも大雪…内陸部で事故相次ぐ 市場では天井が崩落…14人下敷き 大学食堂の屋根も
気象台によると、15年ぶりの大雪となっている中国内陸部。事故が相次いでいます。
5日、中国・湖南省で、女性が雪かきをしていたところ、屋根から落ちてきた雪が直撃しました。
女性に大きなけがはありませんでしたが…
被害に遭った女性
「雪は重さがあります。サンドバッグに打たれたような感じでした」
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中国メディアによると、5日、湖南省の市場では、約1000平方メートルにわたり天井が崩落しました。
崩落した天井の隙間には、人の姿が――。
撮影者
「人が中に閉じ込められている。ノコギリで切断しています。でも、まだ救助されていません」
この事故で、当時買い物中だった14人が下敷きになり、その後、救助されましたが、女性1人が死亡しました。
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湖北省では、5日、大学の食堂の屋根が崩落しました。
大学のスタッフ
「まだ(建って)1~2年くらいなのに…。大雪の重みで崩れました」
大学が休みに入っていたこともあり、けが人はいませんでした。
中国では、10日からの春節休みを前に、移動のピークを迎えていて、帰省の足にも大きな影響が出ています。