トルコ地震 296時間ぶりに夫婦を救出 一方、捜索の大部分は“19日夜に終了”見通し
トルコ南部を震源とする地震では18日も複数の生存者が見つかっています。一方、トルコ政府高官は捜索活動について、大部分が19日夜に終了するとの見通しを示しました。
ロイター通信によりますと、トルコ南部のハタイで18日、地震発生から296時間ぶりに夫婦が助け出されました。
しかし、一緒に助け出された夫婦の子どもはその後、脱水症状で死亡したということです。
こうした捜索活動について、トルコ政府の高官は「19日夜に大部分が終了する」との見通しを示しました。
6日の地震発生からまもなく2週間、死者はトルコとシリアであわせて4万6000人を超えています。
被災地では衛生環境の悪化から感染症の拡大を懸念する声があがっています。