鉄鋼・アルミ25%関税、予定通り12日に発動の見通し 米ラトニック商務長官
アメリカのラトニック商務長官は9日、鉄鋼とアルミニウムに対する25%の関税について、予定通り12日に発動するとの見通しを示しました。
トランプ大統領は先月、アメリカに輸入される鉄鋼とアルミニウムに対し25%の関税を課す大統領令に署名し、今月12日に発動する考えを示していました。こうした中、関税や貿易を担当するラトニック商務長官が9日NBCに出演し、関税措置は予定通り12日に発動する見通しを示しました。関税を猶予する措置はとらない考えを示したものです。
鉄鋼・アルミニウムへの関税発動を前に、武藤経済産業大臣は10日、首都・ワシントンでラトニック氏らと会談し、日本を対象から除外するよう直接、要請する方針です。
最終更新日:2025年3月10日 11:55