米・イスラエル首脳が電話会談 2国家共存で“溝”浮き彫りに
アメリカのバイデン大統領とイスラエルのネタニヤフ首相が電話会談しました。パレスチナとの2国家共存をめぐる両者の溝が浮き彫りとなっています。
パレスチナ国家を樹立する2国家共存をめぐっては、ネタニヤフ首相が18日、改めて否定的な考えを示しました。バイデン大統領は19日、ネタニヤフ首相と電話会談し、2国家共存の重要性を強調したということです。
記者「ネタニヤフ政権の間は2国家共存は無理か?」
バイデン大統領「そんなことはない。どうにかできる」
記者「どうやって?」
バイデン大統領「2国家共存にはいくつかの形がある」
バイデン大統領はこう述べましたが、ガザ地区の今後についてネタニヤフ首相は強硬姿勢を崩しておらず、双方の溝が改めて浮き彫りになった形です。