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【柔道】大会7日目にして初めてメダル逃す “連続メダル獲得記録”はロンドン五輪から続いていた大記録

2024年8月2日 12:52
【柔道】大会7日目にして初めてメダル逃す “連続メダル獲得記録”はロンドン五輪から続いていた大記録
左から杉本美香さん()、松本薫さん、大野将平さん、阿部一二三選手(写真:Enrico Calderoni/アフロスポーツ)(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)(写真:築田純/アフロ)(写真:アフロ)
◇パリオリンピック2024 柔道(大会6日目=現地時間1日 シャンドマルス・アリーナ)

オリンピックの柔道は1日で男女それぞれ1階級ずつが行われています。

大会7日目、男子100キロ級に出場した前回大会の東京オリンピック金メダリスト、ウルフ アロン選手。準々決勝で優勢勝ちを許し、敗北。敗者復活戦でも、延長戦で一本負けで、メダル獲得とはなりませんでした。女子78キロ級高山莉加選手も敗者復活戦で3位決定戦に臨むも、合わせ技一本で敗北しています。

連日メダル獲得で柔道大国の強さを見せつけていましたが、大会7日目にして初めてメダル獲得となりませんでした。

実はこの“連日のメダル獲得記録”はロンドンオリンピックまで遡ります。

ロンドンオリンピック柔道最終日、女子78キロ超級で杉本美香さんが銀メダルを獲得してから、リオオリンピックでは女子57キロ級松本薫さんの銅メダルを含む全日程メダルを獲得しています。

さらに、前回大会の東京オリンピックでも男子73キロ級の大野将平が五輪連覇、さらに団体でも銀メダルとその記録は続いていました。

柔道大国日本はメダル獲得の連続記録こそ途絶えましたが、現在『金3個、銀1個、銅3個』と記録を残しています。

【柔道・日本勢のメダルの歴史】

▽2012年 ロンドン五輪
1日目 男子60キロ級:平岡拓晃(銀メダル)
2日目 男子66キロ級:海老沼匡(銅メダル)
3日目 男子73キロ級中矢力(銀メダル)、女子57キロ級:松本薫(金メダル)
4日目女子63キロ級:上野順恵(銅メダル)
5日目 男子90キロ級:西山将士(銅メダル)
6日目 (メダル無し)
7日目 女子78キロ超級:杉本美香(銀メダル)

▽2016年 リオ・デジャネイロ五輪
1日目 男子60キロ級:高藤直寿(銅メダル)、女子48キロ級:近藤亜美(銅メダル)
2日目 男子66キロ級:海老沼匡(銅メダル)、女子52キロ級:中村美里(銅メダル)
3日目 男子73キロ級:大野将平(金メダル)、女子57キロ級:松本薫(銅メダル)
4日目男子81キロ級:永瀬貴規(銅メダル)
5日目 男子90キロ級:ベイカー茉秋(金メダル)、70キロ級:田知本遥(金メダル)
6日目 男子100キロ級:羽賀龍之介(銅メダル)
7日目 男子100キロ超級:原沢久喜(銀メダル)、女子78キロ超級:山部佳苗(銅メダル)

▽2021年 東京五輪
1日目 男子60キロ級:高藤直寿(金メダル)、女子48キロ級:渡名喜風南(銀メダル)
2日目 男子66キロ級:阿部一二三(金メダル)、女子52キロ級:阿部詩(金メダル)
3日目 男子73キロ級:大野将平(金メダル)、女子57キロ級:芳田司(銅メダル)
4日目男子81キロ級:永瀬貴規(金メダル)
5日目 女子70キロ級:新井千鶴(金メダル)
6日目 男子100キロ級:ウルフ アロン(金メダル)、女子78キロ級:濵田尚里(金メダル)
7日目 女子78キロ超級:素根輝(金メダル)
8日目: 混合団体(銀メダル)

▽2024年 パリ五輪
1日日 男子60キロ級:永山竜樹(銅メダル)、女子48キロ級:角田夏実(金メダル)
2日目 男子66キロ級:阿部一二三(金メダル)
3日目 男子73キロ級:橋本壮市(銅メダル)、女子57キロ級:舟久保遥香(銅メダル)
4日目 男子81キロ級:永瀬貴規(金メダル)
5日目 男子90キロ級:村尾三四郎(銀メダル)
6日目 (メダル無し)
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