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アルジェリア拘束事件 “戦闘が終了した”

2013年1月18日 9:24

 アルジェリアの天然ガス施設で起きた日本人拘束事件で、アルジェリア軍は17日、人質救出に向けた軍事作戦を行った。地元メディアは戦闘が終了したと伝えたが、人質の安否など詳しい状況はわかっていない。

 国営・アルジェリア通信は当局者の話として、「軍事作戦が終了した」と伝えた。脱出した人の証言などによると、現地時間17日午前、アルジェリア軍の攻撃が始まり、これに合わせて人々が脱出を試みたという。

 脱出したアルジェリア人は17日夜のアルジャジーラTVで、「午前8時に攻撃を受けて、150人のアルジェリア人と7人の外国人が逃げました。アルジェリア軍のヘリコプターの攻撃を受けて、すごい煙が立っている。救急車もたくさん集まっている」と話した。

 この軍事作戦について、アルジェリアの通信相は「武装グループが人質を無理やり外に連れ出そうとしたことが、攻撃のきっかけだった」と述べた。また、人質に死傷者が出ていることを明らかにしたが、人数や国籍などについては言及していない。

 また、ロイター通信は治安当局の情報として、日本人2人を含む外国人25人が脱出したと報じた。一方、モーリタニア・ヌアクショット通信は武装グループからの情報として、戦闘で人質の外国人35人と武装グループの15人が死亡したと伝えた。

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