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英空港でB787出火 救命無線機が原因か

2013年7月19日 8:15

 イギリス・ロンドンのヒースロー空港でエチオピア航空のボーイング787が出火した問題で、イギリスの航空当局は18日、救命無線機が出火の原因となった可能性を指摘した。

 イギリスの航空当局が18日に発表した中間報告によると、機体後方の損傷部分の周辺に設置された航空機用の救命無線機のバッテリーが出火の原因となった可能性があるという。

 ボーイング787の救命無線機はアメリカのハネウェル社製で、当局側は適切な対策がとられるまで航空会社がこの救命無線機の使用を停止するようFAA(=アメリカ連邦航空局)に勧告した。

 また、リチウムマンガン電池で動く救命無線機を取り付けている他の機種の航空機についても安全確認を行うよう勧告している。